3/29/2013

保育園最終日はぐちゃぐちゃだった

大親友と揉み合う - 戦わない子育て

今年度最終日、退園する保護者と示し合わせて、17:30頃から担任の先生へ花束とアルバムを贈呈することになった。
前日、JRが人身事故で30分以上停まってしまい、通い始めて3年間、一度もなかった延長保育を始めてやらかしてしまったので、「停まるなよー」と念じながらお迎え。贈呈式にはギリギリ間に合った。
先生方の計らいで、お部屋の一部を贈呈式用に使わせていただいた。

当然ながら、子供たちはなんだかよくわかっておらず、なぜかいつもはお部屋に入ってこないパパママがぞろぞろと入ってくるのでテンションが上がってしまった。
甘えん坊のタイタイは、私を見つけるとすぐに駆け寄ってきて、手をつないだまま離さない。
隣にいた女子ママは、そんなタイタイを見てびっくりしていた。
(お母さんにへばりついている子供はほかにいなかった。)

ザワザワしたまま、比較的落ち着いている子供により、先生方にお花とアルバムを。
涙が出る場面ではあったものの、興奮しすぎて叫ぶ子供やら、走り回る子供やらで、混乱のまま何となく終わってしまった。
後は先生方と記念撮影・・・も簡単にはいかず、保護者総出で山のように写真を撮りまくったけれど、もう本当に、えーと、ぐちゃぐちゃだった。

はい、あの、これが今年のコアラ組でした(苦笑)

担任の先生の言葉に、我が子らの集団パワーを改めて知り、またそれを何とか統率してくださった先生にも感謝しきれない思いが募り。

・・・しかし。
感傷に浸る間もないまま、なぜか子供たちが私に戦いを挑んできた。
私の背中に乗ってきたり、シャツの中に入ってきたり(おいこら)、いつの間にか鬼にさせられ、子供たちを次々になぎ倒したり。

燃えカスのようになって、何やらわからないままご挨拶して帰ってきた。

それが、タイタイが1歳からお世話になった、認証保育園での最後の登園日だった。
みんないい子だった。
私もすごく楽しかったよ。

3/23/2013

お別れ発表会、そして懇親会

お別れ発表会 - 戦わない子育て -

年度最後の行事、「お別れ発表会」だった。
クラスごとにお遊戯の発表があり、転園児の紹介と最後にクラスごとに分かれて担任の先生と別れを惜しむのである。
今年も卒園児はいなかった。

昨年は、転園する児童があまりおらず、ほとんど同じようなメンバーが繰り上がっただけだったのだけれど、今年は幼稚園へ行く子、認可保育園へ転園する子が半数以上あり、結局、クラス12名のうち、9名が転園することとなった。
残る人の気持ちを考えると、なんだかいたたまれない。

残る人は、認可園に落ちたわけではなく、それぞれ家庭の事情があってこの認証保育園に残ることになるわけだけれど、それでも、子どもたちにとっても、昨日までいた仲良しさんがいなくなることを納得するのはしばらく時間がかかるに違いない。

お遊戯は、12名全員が出てきた。
この時期に全員が揃うなんてすばらしい。
息子は最初から出ずっぱりで、すごく大きな声で歌を歌っていた。
いろんな先生から、「最初は泣いている印象しかなかったけれど、本当にたくましくなりましたね」的な贐(はなむけ)の言葉をいただき、感激してしまった。
そうか、うちの息子はそんなに泣き虫だったのか。

クラス単位で集まり、今年度の制作物をいただいた。
中身を見ると、すべて殴り書きでちょこっとしか描いていない。
お絵かきなどにはあまり興味がないことがとてもよくわかる。
おかしいな。誰に似たんだろう。
私もだんなさんも、図工は得意だったんだが。
なんだか、私の弟にすごく似ている気がする。
(私の実弟は読書きらい、お絵かき嫌い、作文嫌いである。)

さて、時間をおいて、夜から先生方をご招待して謝恩会。
※実際には、会社の方針で、無料パーティに呼ばれることはご法度なので、先生方からもいくらか徴収しての「懇親会」という形を取った。
居酒屋で一部屋貸し切りの大パーティである。

私は学生のころから小さい子にじーっと見つめられることが多かった。
どうやら小さい子だけに反応するオーラを出しているようである。
気づいたら、息子をはじめ、4,5人が私の周りに集まって、上に登ったり背中から攻撃されたり、もみくちゃにされてしまった。
たまたま前の席に担任の先生がいらしたので、えーと、いつもこんなにすごいんですか?と聞いたら、
はい、もう、すごいです。
命の危険を感じたことないですか?
たまに、顔の上にお尻が乗ってくることがあって、その時は息ができないんでヤメローって叫びます(笑)
笑い事じゃないわー。

やはり、保育士って体力あってなんぼですね。
私には無理です。

最後は子守は先生にお任せして(すみません)、私は園長先生や退職される先生などを捕まえていろいろとお話しさせていただいた。
今年は本当に素晴らしかった。
担任の先生も良かったし、園長先生も素敵だった。
ここに園庭があって、たくさんのお友達がいたらどれだけよかったか。

3年間、本当にお世話になりました。
あと5日、元気に通わせます。

3/15/2013

お別れ遠足

お別れ遠足のお弁当 - 戦わない子育て -

年度末です。
仕事も忙しいけれど、子供も保育園もそれはそれは忙しい。

今日は1年仲良く過ごしたクラスのお友だち(+先生2名)でのお別れ遠足だった。
前日は寒くて雨模様だったけれど、今日はまさに遠足日和、素晴らしいお天気だった。

私鉄に2駅乗って、そこから5分くらい歩いて、すごく広い公園で遊び、みんなでお弁当を食べ、また私鉄に乗って帰ってくる、という大イベント。
先生の引率のことを考えただけで、けっこうクラクラする。
子供って集団になると、破壊力がすさまじくなるのは、みなさまご存知の通り。

私も慣れないお弁当ということで、前日からソワソワであった(小心者だ)。
息子に聞いたら、
おいなりさんと~
からあげと~
はんばーぐと~
と、リクエストされたので、だいたい好みに合うものに。

***

お迎えに行ったら、靴はドロドロになっていて、服も全部取り換えていた。
靴下は取り返しのつかない色に変っていた。
公園に着いたとたんに、「もうお弁当食べる?」「お弁当まだ?」と聞き、お弁当を食べ終わった後は「もっとお弁当食べたかった!」と言っていました~
(先生談)

そんなにお弁当が楽しみだったとは!
お稲荷さんももう1個入れたかったんだけれど、入らなくてねー。ははは。
もっと大きいお弁当箱買わないとね。

3,40分くらい、ほとんど休みなしでみんな走り回って、子供たちも、そして先生方も大満足で帰ってきたそうだ。
夜はやっぱりぐったりしていて、お風呂で頭洗いたくない!とゴネられた。
だって、今日はお外でいっぱい遊んだし、汗かいたんだから洗わないと!と説得していたら、

ちがうよ!きょうは、おそとで おはなを みただけなんだよ!

と、切り返された。

だれだー!素直な4歳児に悪知恵入れ込んだのはー!

3/11/2013

今日も無事に家族全員家に帰ることができました


今日もタイタイをいつもの時間にいつも通りお迎えに行って、いつも通り帰宅して、一緒にご飯を食べ、お風呂に入り、ちょっと遊んで二人で寝られたことに感謝します。
だんなさんも23時くらいには帰宅して、二人でちょっとたわいもない話をして、家族3人そろってお布団に入って寝られたことに感謝します。

大災害がいつどこで起こるかわからないように、不慮の事故や様々な要因で家族が欠ける事態に陥る可能性はだれにでもある。
震災特番で「あの日あの時」がさんざん取り上げられていたけれど、だれにでも大切な人の命日はそれぞれあり、確かに3月11日はたくさんの命が亡くなり、大変なショックを受けたけれど、でも、(よく言われていることだけれど)それは一人の名前のある誰かが亡くなった事件が何万件もあったのだ、というのが実際だと思う。

たまたま、私(と私の家族)は天災や事故に遭うこともなく、生きているけれど、これだっていつどうなるかわからない。
息子が孤児になってしまうこともありうるし、逆に私が一人で生き残る場合もあるかもしれない。
今は、息子のためにも死ぬのが一番怖い。
だから、とにかく、生きることが最大の使命。

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そうだ、いつだって誰かの記念日だし、いつだって誰かの悲しい日なのだ。↓




3/03/2013

世田谷区平成25年度4月認可保育園 二次内定者に通知がきた

早く書かないと、と思いつつ、あまりにも気が重くてアップするのが遅くなってしまった。

結果から書くと、二次選考で内定をいただいた。
第8希望まで書いて、7番目の保育所だった。
家から自転車で10分前後かかる。
内定先の園長先生には「遠いですねぇ」と言われたので、大多数のお子さんはもっと近くにお住まいだということだ。
私だってね、もっと近くの保育園がよかったですよ、そりゃあさ、
・・・とは言わなかったけれど。

内定をもらったら、もっともっと嬉しいはずだと思っていたのだけれど、そうでもなかった。
偽善者と思われるかもしれないけれど、果たして私は認可園から内定をいただけるほどの働きをしているだろうかとか、そもそもまだまだ待機児童がわんさかいる中では、なかなかハッピーな気分にはなれなかった。
息子の通っている認証保育園でも、2歳児以下は惨憺たる有様で、上に兄弟がいる子はともかく、そうじゃない子は箸にも棒にも掛からなかったようだ。
(私も経てきた道だ。)

発表があったのは、先週、2月25日(月)。
世田谷区の資料には、
2 次選考 (2 月下旬)
第2次選考の結果は、内定された方へのみ 保育園から電話連絡をします。
選考結果についてのお問合せは、 2月26日(火) からお受けします。
と書かれていたので、金曜日から月曜日が怪しいと思っていたが、案の定だった。
平成25年4月入園を申し込まれる方へ(PDF形式 199キロバイト)

内定者には内定した園から直接電話がかかってくる。
たいていは午後みたいだ。

希望のある話を書くと、一次選考後に区が発表していた二次の入園可能数からは、かなり変動していたようだ。
平成25年4月二次入園可能数(PDF形式 74キロバイト)

私が内定をもらった園も、この資料上は可能数ゼロだった。
だから、二次選考に向けて、たとえ可能数がゼロでも、書いておけばあたる可能性があるということだ。
宝くじと同じ原理ですね。買わないと当たらない。

来年度は決まってしまったのだけれど、再来年度に向けて、年齢別の定員数差の表を作ってみた。
世田谷区認可保育園定員数と前年齢との差 - 戦わない育児

どういう風に見るかというと、例えば0歳から1歳に上がるとき、定員数が834人増えるということだ。
だから、0歳児全員が持ち上がったとしても、1歳児に上がるとき、834人新たに定員が増えるということ。
ここからわかるのは、3歳児までに入れないと、それ以上はほとんど入れ替えがないということである。

まあ、その代わり、幼稚園や他園に転園するお子さんも多いので(と言われている)、それほど悲観的になることもないかもしれない。
(あくまで推測。私の息子は3歳で逃したので、正直、かなり危なかった。)