お別れ発表会、そして懇親会
年度最後の行事、「お別れ発表会」だった。
クラスごとにお遊戯の発表があり、転園児の紹介と最後にクラスごとに分かれて担任の先生と別れを惜しむのである。
今年も卒園児はいなかった。
昨年は、転園する児童があまりおらず、ほとんど同じようなメンバーが繰り上がっただけだったのだけれど、今年は幼稚園へ行く子、認可保育園へ転園する子が半数以上あり、結局、クラス12名のうち、9名が転園することとなった。
残る人の気持ちを考えると、なんだかいたたまれない。
残る人は、認可園に落ちたわけではなく、それぞれ家庭の事情があってこの認証保育園に残ることになるわけだけれど、それでも、子どもたちにとっても、昨日までいた仲良しさんがいなくなることを納得するのはしばらく時間がかかるに違いない。
お遊戯は、12名全員が出てきた。
この時期に全員が揃うなんてすばらしい。
息子は最初から出ずっぱりで、すごく大きな声で歌を歌っていた。
いろんな先生から、「最初は泣いている印象しかなかったけれど、本当にたくましくなりましたね」的な贐(はなむけ)の言葉をいただき、感激してしまった。
そうか、うちの息子はそんなに泣き虫だったのか。
クラス単位で集まり、今年度の制作物をいただいた。
中身を見ると、すべて殴り書きでちょこっとしか描いていない。
お絵かきなどにはあまり興味がないことがとてもよくわかる。
おかしいな。誰に似たんだろう。
私もだんなさんも、図工は得意だったんだが。
なんだか、私の弟にすごく似ている気がする。
(私の実弟は読書きらい、お絵かき嫌い、作文嫌いである。)
さて、時間をおいて、夜から先生方をご招待して謝恩会。
※実際には、会社の方針で、無料パーティに呼ばれることはご法度なので、先生方からもいくらか徴収しての「懇親会」という形を取った。
居酒屋で一部屋貸し切りの大パーティである。
私は学生のころから小さい子にじーっと見つめられることが多かった。
どうやら小さい子だけに反応するオーラを出しているようである。
気づいたら、息子をはじめ、4,5人が私の周りに集まって、上に登ったり背中から攻撃されたり、もみくちゃにされてしまった。
たまたま前の席に担任の先生がいらしたので、えーと、いつもこんなにすごいんですか?と聞いたら、
はい、もう、すごいです。
命の危険を感じたことないですか?
たまに、顔の上にお尻が乗ってくることがあって、その時は息ができないんでヤメローって叫びます(笑)
笑い事じゃないわー。
やはり、保育士って体力あってなんぼですね。
私には無理です。
最後は子守は先生にお任せして(すみません)、私は園長先生や退職される先生などを捕まえていろいろとお話しさせていただいた。
今年は本当に素晴らしかった。
担任の先生も良かったし、園長先生も素敵だった。
ここに園庭があって、たくさんのお友達がいたらどれだけよかったか。
3年間、本当にお世話になりました。
あと5日、元気に通わせます。
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