保護者会自体は出席者も少なくて、まあ、残念な感じだったんだけれど、ひとつ、面白い話をうかがうことができた。
調理の先生が同席してくださって、「6つのコショク」のお話をしてくださったのだ。
「コショク」ってなんですか? | さいたま市 食育なび
一番気を付けなければいけないのは「個食」、つまり、一人ひとりが違うメニューを食べること。
お惣菜が安価で種類も豊富だし、手軽に食べられるようになったため、「個食」が増えたんだそうだ。
基本はみんなで一緒に同じものを食べること。
お惣菜を利用してもいいけれど、みんなで同じお惣菜にすること。
嫌いなものも、好きなものも、テーブルに並んだものしか食べられないんだということ。
好きなものを自分で選べるのはレストランだけ。
ここから我慢も覚える。
大きくなってから取り返すのは難しい。
***
食については本当に頭が痛い。
息子の偏食は、多少はがまんして食べることもあるけれど、ほとんど改善する予兆もなし。
いろんな人からいろんなことを言われるけれど、よくよく聞いてみると、子どもが偏食で困った経験がない人があれこれ言ってくるケースがほとんどで、強引にまとめてみると
- 母親の料理がまずい
- 母親が子供に甘い
という2点に集約されているような気がする。
そうね、お母さんですよね。
で、日本とわりと対極にあるフランスの家庭料理事情を見てみると、
- 料理のできない人がたくさんいる
- 家で作るものは冷凍食品などをチンする
出典) フランス番長 おふくろの味はゆでタマゴ ~フランス家庭料理事情
※フランス番長は、すごくおもしろいので、他の記事もおススメ。
フランスって、調べれば調べるほど驚愕の国である。
まず、「は?なんで母乳で育てなくちゃいけないのよ。おっぱいの形が悪くなるでしょ」と、ほとんどがミルク育児なんだそうである(最近、見直されつつあるらしいけれど)。
日本の母乳神話ってなんなんだろうなと思う。
出典) 母乳 - おフランスの子育て事情・少子化対策
もちろん、食が大事だっていうことはよくわかってはいるんだけれど、事情のよくわかっていない外野の話はスルーしてもいいよね、とここでも戦わないことにしている。
2 コメント :
こんにちは。
なっちゃんパパです。
食に関しては皆さん同じ悩みを抱えていますね!
偏食、ながら食べ、食べる時間・・・と様々です。
そのまま大人になったら困りますが、今の年齢なら「まっいいか〜」と
私は考えています。
私は余り細かい事は言いたくないので「出された物は文句を言わずに食べる。嫌なら食べるな!」が我が家のルールです。(笑)
そこで「母親の料理がまずい」って問題w・・・それで子供が食べなくなるのですかね〜??? 何をもって「まずい」のか?しょっぱいのか?濃いのか?薄いのか? そのへんを理解してからなのでは?「テレビを見ながら食べると味の分からない子供になる」とかは昔から言われている様に、子供の食育に親が神経質になってもいけないのでは?
「母親が子供に甘い」甘い時もあれば辛い時もある。メリハリをもって対応すれば悩まない!!(笑)
普段、私の方が少し帰りが早いので夕飯の仕度をしていますが、あまり悩んだことがありませんよ。子供主体でメニューを考えると食べなかった時のショックが大きいので私の好みにしています。栄養バランスは保育園でやって貰っているのでいいかな?と考えています。とにかくストレスを溜めないで美味しい物を食べてビールを飲みましょう!なんてね!(笑)
> なっちゃんパパさん!
嬉しいです。コメントありがとうございます。
食に関して、どうしてみんな目くじら立てるんだろうと思います。
面倒なので、なんでも「そうですね、わかりました、ハイ!」ととりあえずその場を凌ぐわけですが、何か一言言いたくなっちゃうんでしょうか。
私はあんまり料理って好きじゃないんですが、簡単に作れて私がおいしいと思うものしか出していません。
保育園では嫌いなものもがんばって食べているみたいだし、もうそれでいいやと思っています。
でも、「料理がまずいから子供が食べなくなる」っていうのは、あんまりだと思いませんか?
すごく料理上手なお母さんの子供すべてが、好き嫌いなく食べられるかって言ったらそんなことないですよね?
逆に、お惣菜しか出さないようなお母さんの子供でも、偏食のない子はいますし。
簡単に結論出すな、と思います。
まず、主語がすべて「お母さん」なのも、頭にきます。
お父さんはどこにいったんだ。
別におじいちゃんでもおばあちゃんでも、シッターさんでもいいじゃないか。
> とにかくストレスを溜めないで美味しい物を食べてビールを飲みましょう!
うん、これが真理ですね。正しいです。
以前は寝かしつけた後に飲んでいたお酒も、今は一緒に飲むようになってしまいました(笑)
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