(本当に今さらだけれど。)
安倍政権によるマヤカシの「待機児童対策」:露骨な株式会社ハズシで先祖がえりする自民党「子ども・子育て会議」 (鈴木亘) - BLOGOS(ブロゴス)
(2013年3月14日付)
私は、鈴木先生が切り口も語り口もわかりやすい上はっきりしていて好きである。
株式会社が保育事業に参入することが、いかに難しいかがよくわかる。
解消しない待機児童問題に親の怒り爆発! 姑息な株式会社外しではなく根本議論を|inside|ダイヤモンド・オンライン
(2013年03月20日付)
こちらも株式会社参入を含めた記事。
最終ページに橋井健司・新教育デザイニング社長のインタビューが載っていて、
「認可か認可外か、社会福祉法人か株式会社かと争う議論だけにこだわるのではなく、国として保育問題に本腰を入れないと世界の中での幼児教育のレベルは低いままだし、待機児童問題も解決しない」というのは、まったくその通りだと思う。
保育の質が下がるから株式会社なんかに任せられるか、という議論自体、ナンセンスだと思う。
認可保育園の「保育サービス」に関しては、私もいろいろ思うところがある。
待機児童問題を考える前に、そもそも保育園の歴史を振り返ってみようか(駒崎弘樹) - BLOGOS(ブロゴス)
(2013年03月20日付)
「そもそも」がわかりやすかった。
強引にまとめると、元は戦後復興期に作られた託児所という名の配給制度だったのが始まりで、女性がここまで働きに出ることは想定されておらず、かといって時代に合わせて制度が変わることのないまま来てしまったため、ひずみが生まれた、という内容。
待機児童の理由は何か 駒崎弘樹さんに伝えたいこと | 宮本徹 いま言いたい
(2013年03月21日付)
正直言って、この宮本徹という人が何をしようとしている人なのかさっぱりわからなくて、仕方がないので調べてしまった。
共産党の衆議院議員だった。 - 日本共産党 宮本徹ホームページ
駒崎さんはもっと大きな話をしているのであって、認可保育園がどうのとか、無認可保育園がどうのとか、経済界が、営利目的企業が、みたいな話にもっていかれると、こちらとしてはうんざりである。
まあ、訴えやすい理屈なんだろうな。
認可保育園と認可外保育園における児童死亡率の差の検証|研究メモ
(2013年03月23日付)
世の中には根気があって、膨大な資料を調査してまとめるという才能のある人がたくさんいるのだなぁと感心する。
この方のいいところは、認可園がいいとか無認可園が悪いといった先入観なしに調査報告している点である。
死亡事故に関しては、無認可の方が確率が高いという結果になってしまったのだけれど、彼が報告している通り、より正確な実体をつかむには、保育園レベルのデータが必要になる。
実は一つの保育園で5人死亡事故が起きていた、ということもありうるわけで、数値自体が何万件もあるようなデータではないので、平準化するには若干無理があるだろうからだ。
でも、この取組自体は素晴らしい。
私もタメになる分析をしたいものだ。
おまけ>
田中ゆうたろう杉並区議はなぜ炎上したか? | Handmade Future!
(2013年2月27日付)
これは本当におまけ。
すごくおもしろい記事だった。
野田聖子議員の「中絶禁止」発言記事が独り歩きして炎上したことについても触れていて、記事の書き方一つで実際の発言がゆがめられてしまうのは、実に残念だと思った。
表題の田中議員については、私の人生には全く関係ないので、とくに触れない。
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